放置は危険!虫歯と歯周病

虫歯は自然に治りません

虫歯は自然に治りません

初期段階の虫歯は、適切なブラッシングやフッ素塗布によって改善することもありますが、それ以外の虫歯は自然治癒することはありません。歯がしみる、痛むなどの症状があるならすでに進行している証拠。「大したことはない」と思っていても、放っておけば最終的には歯を失ってしまうこともあります。歯の異変に気付いたら早めに受診しましょう。

歯周病と全身の病気の関係

歯周病は、歯や歯ぐきの周りの組織に感染して顎の骨などの歯周組織を破壊する病気です。原因として患者様のライフスタイルが大きく影響することから、「生活習慣病である」といわれています。また、歯周病が以下のような病気と深くかかわることが最近の研究でわかっています。

糖尿病

糖尿病は免疫機能を低下させるため、歯周病が重症化しやすい。また、歯周病が糖尿病発病の引き金になることもある。

心臓病

歯周病菌は血流とともに心臓などの臓器に感染するリスクがある。また、冠状動脈(心臓の筋肉に血液を供給する血管)に歯周病菌が送り込まれると炎症を起こして血流が悪くなり、血栓ができ、心筋梗塞の原因となる。歯周病を改善させることで、心臓病のリスクが軽減することも。

誤燕性肺炎

「誤燕性肺炎」とは、食べものや唾液が誤って気管支に入ることで起こる肺炎のこと。特にお年寄りや寝たきりの方に多くみられる。口腔内が汚れていたり歯周病だったりすると、誤燕性肺炎を起こすリスクが高まる。

早産(妊娠37週未満の出産)

歯周病菌が血液を通して胎盤を刺激し、胎児の成長に影響を与えたり、子宮収縮を促し早産のリスクを高めたりする。また、妊娠中は女性ホルモンの血中濃度が高まるため、それを利用して増殖する歯周病菌が歯肉炎(歯周病の初期)を引き起こしやすくする。

口臭と歯周病

口臭と歯周病

口臭の原因の多くは歯周病だとされています。歯周病の原因は食べかすを栄養とする菌が繁殖してできるプラーク。プラークが口腔内に残ったままになっているとやがて歯石となったり、においの素となるガスを発生させるのです。口臭で悩んでいる方は歯周病になっている可能性が高いといえます。1人で悩まずにまずは木村歯科医院へお気軽にご相談ください。

喫煙と歯周病

最近の研究では、喫煙が歯周病に悪影響を及ぼすことがわかってきています。非喫煙者に比べ、喫煙者のほうが3倍も歯周病になりやすいという研究報告があるほどです。その理由には以下のようなことがあげられます。

  • 喫煙によって白血球の機能が低下し、歯周病菌に対抗しにくくなる
  • ニコチンによって血管が収縮し、歯肉への酸素や栄養の供給量が減少する
  • 歯と歯ぐきの境目が酸素不足になり、歯周病の繁殖を促してしまう
  • 結合組織を構成する細胞、線維芽細胞の働きが抑制される

喫煙は、ヤニで歯が汚れたり、歯肉にメラニンが沈着したり、審美面にも悪影響を及ぼします。また、舌が汚れて口臭を発するため味覚が鈍ります(禁煙すると食事がおいしく感じられるというのはこのためです)。また、味覚障害によって味付けの濃いものを好むようになるため、高血圧などの原因になることも考えられます。木村歯科医院ではなるべく禁煙をおすすめしています。